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海外の大学院へ入学するためには、日本の大学院のように入学試験のような類のものはなく、出願書類が審査対象の中心となり、合否が決まります。ですから、志望のプログラム、志望の海外大学院に合格するためには、大学院へ提出する書類作成に時間を費やすことが大変重要になります。 |
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当たり前のことですが、進学先の大学院や専攻を決める前に最初に考えておきたいのは、どんな目的で大学院に留学するのかということです。大学院の留学経験者に尋ねてみると、様々な目的を持っています。例えば、「専門分野をさらに極めたい」、「キャリアアップしたい」、「新しい分野にチャレンジしたい」、「資格を取得したい」、「研究職に就きたい」、「海外で勉強したい」などです。これらの目的と自分のバックグランド(職歴・学歴)を照らし合わせることにより志望の名門大学院のプログラムへ入学できるか判断ができます。目的が明確でもバックグランドが合わなければ、名門大学への入学することは不可能ですし、一方、優秀なキャリア・学歴を持っていたとしても、目的が不十分であれば、合格は難しいと言えます。 |
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海外の大学院へ提出する書類は専攻、大学、国などによって異なります。このページでは一般的に必要とされる出願書類について説明をします。 |
| 英文成績表(Transcript)・GPA |
高校卒業後に通われた全ての教育機関の英文成績表が必要となります。成績はGPA(Grade Point Average)換算します。A(優)が4.0、B(良)が3.0、C(可)が2.0、D(1.0)、F(不可)が0とし、それぞれ単位数をかけたものを足し、総単位数で割って算出します。一般的に名門大学が要求しているGPAの最低ラインは3.0〜3.5程度です。なお、大学院によっては、英文の成績表と合わせて英文の卒業証明書を要求しています。 |
| TOEFL(Test of English as a Foreign Language) |
出願者の英語力を判断する上で参考とされる重要なテストです。リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングで構成される試験(各セクション30点)で、名門大学院への入学には一般的に79〜100点(120点満点中)が必要とされ、大学院プログラムによっては、各セクションの最低スコアが設けられている場合があります。TOEFLは北米・イギリス・オセアニアの大学院で幅広く受け入れられていますが、稀にTOEFLを受け付けないイギリス・オセアニアの大学院がありますので注意が必要です。 |
| IELTS(International English Language Testing System) |
TOEFLと同様に出願者の英語力を判断する上で参考とされる重要なテストです。テストの構成もTOEFL iBTと同じでですが、スコアは総合点と各セクションでそれぞれ9.0点満点で評価されます。名門大学院への入学には、一般的に6.5〜7.0点が必要とされます。なお、IELTSはイギリス・オセアニアの大学院で受け入れられていますが、最近では、アメリカやカナダの大学院も受け付け始めるようになりました。 |
| GRE(Graduate Record Examination) |
GREにはGenaral TestとSubject Testの2種類があり、一般的にはGeneral Testのみが必須の場合が多いです。テストの構成は、Verbal(英語)、Quantitative(数学)、Analytical Writingの3セクションとなっています。GREの元々の目的は、大卒のアメリカ人出願者が大学院レベルの授業に付いて行ける英語力・数学力・分析能力を持ち合わせているかを判断することですので、Verbalは日本人受験生にとっては非常に難易度の高いセクションとなっています。一方、数学は比較的簡単なので、日本人はこのセクションで高得点を取り、スコアメイクすることになります。ただし、言語系やジャーナリズムなどプログラムを修了する上で高度な言語能力が必要となる専攻は、Verbalで高得点を要求される場合があり、一方、エンジニアリングやコンピューター・サイエンスなど理系の専攻やビジネス系の専攻では、Quantitativeで高得点を要求されています。また、GPAが低くてもGREで高得点を出せば、ある程度、学力面の弱さを補うことが可能です。なお、GREは主にアメリカの大学院への出願に必要です。 |
| GMAT(Graduate Management Admission Test) |
GMATはビジネス系の大学院プログラムへ出願する際に必要なテストです。出題内容は異なりますが、GREと同じようにVerbal、Quantitative、Analytical Writingから構成されており、また、高得点を取ることにより低いGPAを補完することができます。トップ・ビジネススクール(MBA)に入学するのであれば、680〜700点、中堅校なら640〜650点程度を獲得しておくのが理想です。また、GMATはアメリカ・カナダのMBAプログラムへの出願に必要となりますが、オーストラリアやイギリスをはじめ欧州のトップ・ビジネススクールでもほぼ必ず求められるテストです。 |
| エッセイ(Essay, Statement of Purpose, Personal Statement) |
前述の成績やテスト・スコアは他の出願者も似たり寄ったりのものを持っているので、如何にエッセイで差別化を図れるかが大学院合格のための重要なカギになります。ただし、難しく書く必要は全くなく、できるだけ分かりやすい文章で、確実に自分の言いたいことを書くことが大切です。内容のポイントとしては、(1)何故そのプログラムの勉強をしたいのか、(2)何故その大学院で勉強したいのか、(3)卒業後のキャリアゴール、の大きく分けて3点です。大学生であれば、大学時代の学業、社会人であれば、職業上の実績などを具体的に述べ、それらを(1)〜(3)のポイントに論理的に結びつけた文章を書きます。エッセイの長さは、通常、A4サイズの用紙に1〜2ページ程度です。大学院のプログラムによっては、字数制限や指定の課題が2〜6題ぐらいある場合があります。 |
| 推薦状(Recommendation) |
推薦状は、エッセイなどで述べた自分の実績や学歴などのバックグラウンドを証明するための役割がありますので、エッセイの内容とある程度一致させるのが理想です。大学院のプログラムによっては推薦状を必要としない場合がありますが、多くの場合、2〜3通の推薦状の提出が求められています。大学生の場合は、大学の教授や講師から、社会人の場合は、大学と職場(上司)から1通づつというのが基本ですが(3通の場合は、2通を職場から)、志望のプログラムが職歴を重視しているのであれば、社会人の場合、全て職場からの推薦状でも良いでしょう。プログラムによっては、指定の用紙や個別の質問があり、また、最近では推薦状もオンラインで提出するよう指示がされている場合がありますので注意が必要です。 |
| 英文履歴書(Resume) |
エッセイと同様に自己アピールするための書類です。プロフェッショナル系の大学院プログラム以外は必須ではありませんが、求めれていなくても提出すのが基本です。エッセイでアピールできなかった点や、仕事の実績、ボランティア活動、クラブ活動、資格、賞、奨学金、パソコンスキルなどを記入しましょう。なお、GPAは3.5以下であれば、アピールになりませんので記入しない方が良いです。 |
| 研究企画書(Research Proposal) |
エッセイとは別に主に理系プログラムへの出願に必要となります。大学院でやりたい研究を述べるのですが、大学院側にその研究をサポートできる教授がいるかどうか判断するために使用されます。当然のことながら、優秀なバックグラウンドを持っていたとしてもサポートする教授がいなければ不合格となりますので、学校選びは念入りに行なう必要があります。出願前にResearch Proposalの提出を要求している大学院もありますので、注意が必要です。 |
| ライティング・サンプル(Writing Sample) |
主にジャーナリズムや映画などのプログラムで求められる評論や分析結果をまとめたものです。また、ジャーナリズムでは、過去に執筆した記事などの提出を求められることがあります。 |
| ポートフォリオ(Portfolio) |
美術・映画・建築などのアート系プログラムで要求されるます。学生時代や社会人になってからの作品をCDや写真、用紙など大学院指定の媒体で提出します。建築の図面などを提出する場合は、その英訳版が必要になります。エッセイのアート版と言っても過言ではないように、作品の完成度・芸術度が合否に関わります。 |
| オーディション・テープ(Audition Tape) |
音楽、パフォーミングアーツ、映画などのプログラムで要求される場合があります。ポートフォリオと同様に合否に大きく影響するものですので、作品の必要条件を注意して確認をしましょう。最近では、録音・ビデオテープだけではなく、CDやDVDなどの媒体でも受け付ける大学院が増えています。 |
| インタビュー(Interview) |
主にトップMBAやLLM(法科大学院)で電話インタビューや現地での面接が要求されることがあります。英会話能力を試される機会でもありますので、事前に入念な対策をしておく必要があります。面接官は、入学審査官、卒業生、在校生など様々です。 |
| 英文残高証明書(Bank Statement) |
うっかり見過ごすことがありますが、意外と大切なのが残高証明書で、その他の入学条件を満たしていても留学資金が不足していると不合格になる可能性があるからです。通常は、1年分の授業料の1.5倍以上の残高証明書を提出すれば良いですが、中には金額を指定している大学院もありますので注意が必要です。なお、残高証明書が出願時に必要となるのは、主にアメリカの大学院です。 |
| 願書のガイドライン(Application Instruction) |
これも残高証明書と同様に見落としてしまうことがあるのですが、必ず願書のガイドラインに沿って出願書類を作成しましょう。入学審査官がまず最初にチェックするのが、ガイドラインに沿った書類が提出されているかどうかです。例えば、エッセイの字数や推薦状の提出部数が指定よりも多かったりすると、入学審査官は出願者の言語能力・コミュニケーション能力を疑い、不合格にすると言われています。このような不合格の事例はあくまでも最悪のケースですが、当センターの留学カウンセラーは毎年、多くの海外大学院の入学審査官とミーティングを行い、その際、ガイドラインをよく読まない出願者が多くて困っていることをよく聞きますので、名門大学院への合格のためには、まずはガイドラインの詳細を理解することが大切になります。 |
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海外の大学院は、上記の出願書類を総合的に審査し、合否を判断します。よって、もちろん試験のスコアと出願書類が優秀であれば、合格の確度が非常に高くなりますが、何かが劣っていても何かに秀でていれば、合格の可能性があるのです。留学の目的を明確にし、それに合った専攻を選定し、しっかりとした出願書類を作成することにより、海外の名門大学院への道を切り開くことができるでしょう。 |
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海外進学センターは、長年に渡り正規留学専門の留学エージェントとして培ってきた海外の名門大学院への合格のためのノウハウを確立しています。皆様の海外の名門大学院への留学を実現するため、そのノウハウを出願サポートに活かしたカウンセリングを提供しています。海外進学センターでは定期的に大学院留学説明会を行っています。是非、一度ご参加下さい。 |
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