やっと留学のスタート地点に立てた私は、成功を収めた偉人ではないから、偉そうに留学を決断するまでの過程やら、動機を書こうとは思わない。決断するまでは人それぞれ、結局は、他人ではなく、自分がどう考えるかが全てだ。行きたければ行けばいいし、はっきり言ってしまえば他人の決断した理由などをどうであれ関係ないと思う。そこで、代わりに、留学を決めた人に留学するまでの時間の使い方で、私にとってすでに効果が出はじめる位有益だったことを紹介しようと思う。一番の効き目があったのは、自分の生き方を深く考える時間を取ること。なんとなくではなく何度も何度も考えることだ。自分の好きな生き方によっては留学生活で目指すものが変わるからだ。例えば、私の場合、まず第一に勉強を納得のいく所まで極めたいと考えた。それに加えて人間関係(遊び含む)も充実させたい。要するに成績だけ完璧で友達もいない大学生活も、ただただ楽しく親友ができただけの大学生活も絶対に嫌なのである。遊ぶ分を取り戻すために勉強を死に物狂いでやらなければならないのを知っていてもどうしてもそんな人生を歩みたい。目指すものは個人で違う。私が嫌いと前述した生き方を理想とする人がいたとしてもいい。もっと具体的でもいい。十人十色、蓼食う虫も好き好きだ。そして狙いを定めたら前進あるのみである。加えて理想と考える時は、けっして否定的ではならない。その理想に見合った覚悟と努力を踏まえた上でならば、例え他人が経験から基づいて否定しようと無視すればいい。その人には達成するだけの能力がなかっただけだ。最後に私の心意気で締めようと思う。−天下になくてはならぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ―河井継之助
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